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日本人は爪水虫で病院に行かない、水虫に似た疾患に注意

脚にクリームを塗っている女性

つめが白や黄色に濁る・厚みを増す・巻き爪になったりボロボロになる・はがれたようになる、これらはすべて爪水虫の症状です。実は水虫感染者の2人に1人は爪水虫を発症していると言われていますが、水虫といえばグジュグジュになったりかゆみが出たりといったイメージを持っていることもあり自身が感染者であることにも気が付かないままに、回りに症状を広げて行っているのです。たとえしっているとしても爪水虫と良く似た症状を持つ病気というのは様々あります。病院で診断を受けないままに感染したと誤解して、ラミシール錠を個人輸入で手に入れて服用を続けていたとしても治ることはありません。恥ずかしくとも病院に行くこと、そして患部の角質を採取して顕微鏡で調べればすぐに分かるのです。白癬菌が見つかれば爪水虫であると診断され、適切な薬が処方されるはずです。

誤解されやすい疾患の中でも、カンジダ性爪真菌症であればまだ安心です。何しろカンジダ菌もまた白癬菌と同じ真菌の一つ、ラミシールの作用で完治させることは出来ます。カンジダ性爪真菌症は手の指に生じることが多いものの、足や爪に感染することも無いとは言えません。

爪甲鉤彎症は爪が厚みを増し極度に彎曲した状態に、まるで鉤のようになることから爪甲鉤彎症という名前が付いているのです。高齢者に多い病気で、足に合わない靴などが原因となります。

爪異栄養症も爪の変形を起こす病気、発育不全によって変形が見られるのです。自覚症状が無い点でも爪水虫と似ていますが、爪異栄養症に白癬菌が関係することはありません。

つめが剥離したり厚みを増して混濁したり、爪乾癬患者にも見られる症状です。爪乾癬は乾癬という疾患の部分症状として見られるもの、こちらも抗真菌薬を使った治療法を試しても症状が改善するようなことはないのです。

その他にも、爪をぶつけるなどの外傷によっても白く濁ったり黒色に変色したり、高温多湿環境となりやすく窮屈な靴の中にある足の爪、菌と触れ合う機会も多いこともありさまざまな病気で爪は変形したり厚みを増したりするものなのです。爪の中には神経が通っていないので気が付きにくいもの、日頃から頭の先から足先まで観察を続けておくべきです。そしてもしも異常があればすぐに医師に相談すること、同じように見えても症状が違えば治療法も異なります。誤った治療を続けている間に、白癬菌はどんどん増加して行っており症状は悪化して行く一方です。お金も時間も無駄にするだけ、間違えやすい病気の多くも自然治癒は難しくそれぞれに合った治療が必要となるものが多いです。かゆみなどの自覚症状がないとついつい病院に行くのを後回しにしてしいまいがちですが、でもそれだと治療期間も長引き何度も病院に行かねばならなくなるので返って面倒なことになるでしょう。爪水虫に限らずですが、早期発見早期治療こそが必要となるのです。サンダルや素足が大丈夫な綺麗なつめを手に入れましょう。